産後セックスレスという言葉をご存知でしょうか。
結婚生活の中で、最もセックスレスになりやすい時期の一つが「産後」なのです。
その理由は女性側、男性側双方にありますし、また心理面、肉体面、生活環境面の3つの側面に分けることが出来ます。
女性は出産が終わると自然にホルモンバランスが変わります。
妊娠中は卵巣から分泌される卵胞ホルモン・エストロゲンと黄体ホルモン・プロゲステロンが分娩前に多く分泌されます。
この二つは女性機能に最も重要な働きをする「女性ホルモン」と言われているものです。
妊娠中に最大限に高まった女性ホルモンは出産と同時に大幅に減ります。
急激なホルモン量の変化が、産後うつやマタニティブルーの原因になることは知っている人も多いと思います。
出産後、今度は女性の体にはプロラクチン、別名「授乳ホルモン」と呼ばれるものが分泌され、卵巣機能を抑制します。
産後の女性の体の中は、女性ホルモンが激減した状態で、母性ホルモンが多く出ている状態にあります。
出産後、性欲が湧かないという女性が少なくないのは、育児ストレスなど精神的な原因の他に、体内のホルモンの切り替わりという肉体的な理由があるのです。
これが産後セックスレスをもたらす女性の肉体面の原因の一つなのです。